2011年03月14日

「豊饒のナイル、ルクソールの食卓 エジプトグルメ紀行」吉村作治

Cimg1641_2

テレビでもお馴染みの「古代エジプト」研究家の吉村作治氏。

そんな立場とご経験からグルメ紀行を書かれました。

昨今、日本は当然のこととして、フランスやイタリア、中国などグルメな話題には事欠きません。

食通を自認する人たちは大勢いらっしゃいまして、それらの国のグルメ情報に関しては我こそはとウンチクを披露なさっておられます。

しかしエジプトの食についてはなかなかそのような人はおられませんし、接することがありませんよね。

このジャンルについて語れるのはやはり吉村氏でしょう。(笑)

なるほど、ご経験に基づいていろんなエジプトの食文化をご紹介なさっておられるのですが、私が感じたのは「食いしん坊」ではないなということ。

羊肉が好きではないとおっしゃいます。

カエルの肉を敬遠されます。

それってどうなの、と思うんですよね。

もちろん個人の嗜好ですからそれはしょうがないのですが、一応グルメ紀行と名乗った本なのですからそんな一般的な嗜好で語られても、と思うのです。

やはり読む側としては、どんどんいろんな食材を興味津々積極的に食べまくるというような内容のほうが読んでいて痛快です。

例えば小泉武夫氏のような。

エジプトの食文化を紹介するということでは貴重な本だと思います。

ただ食べ歩きを楽しむということについては若干不満がありました。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 05:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 『よ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする