2011年05月08日

「ちゃらんぽらん男、居酒屋をつくる」田中秀嗣

Cimg1676_2

脱サラして飲み屋を始めることになった中年夫婦の奮闘記です。

きっかけは日本酒の美味しさに目覚めたこと。

日本酒に関しては2種類ありましょう。

大手メーカーの一般的な日本酒。

そして地方で生真面目に造られている本来の美味しさの日本酒。

著者は後者の日本酒と出会い、その美味しさに目覚め、漠然とそんな酒を出す店をやりたいと思います。

運よく(?)勤めておられた会社の支店閉鎖により、著者は会社を辞めその願望に向かって夫婦で突っ走ることになるわけですが。

そんな悪戦苦闘ぶりを描いておられます。

ちなみに店の名前は「酒肴さかなのさけ」。

場所は大阪の南船場です。

私も大阪の人間でして界隈はテリトリーですので、店については把握しておりました。

残念ながら訪問したことはなかったんですけどね。

といいますのは、現在この店は東京の六本木に移転しておられますもので。

この本はまだ店が南船場にあった頃に書かれたものなのですが、オープンまでの苦労話、もちろんオープンしてからの苦労話も書かれています。

なるほど素人がいきなり飲み屋の経営となりますと、いろいろご苦労がおありだったのですねぇ。

ただ気に入らないお客さんの話題については読んでいてちょっとどうかなと思ったりもしましたが。

ネタとしては面白いですけども。

今から読めばなんでやっとこさ苦労して開いた南船場から六本木に移転したのか。

南船場のオープンでは相当周りの人たちに支援してもらったいきさつが書かれていますもので。

なぜ東京なのか、そして東京でもちゃんと通用しているのだと。

そのあたりを書いた続編が出れば読みたいですね。

文章がちょっといちびり過ぎな気もしますけど。(笑)

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 19:11| Comment(1) | TrackBack(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする