2011年05月23日

「昼めしの丸かじり」東海林さだお

Cimg1682

いつもながら些細なこと(?)に目を着けての問題提起に笑わせられるやら関心させられるやら。

今回は「うどん屋の地獄」というのが表題作代わりといえましょうか。

昼食に大きなうどんチェーン店を一人で訪れた東海林氏。

四人掛けのテーブルに案内され、注文したのが「けんちんうどん」(830円)。

しかしそれが事件の始まりでした。

待っているあいだ、店内はあっという間に満員に。

立って待つ客までいる状態。

周りを見渡すと、百人は入れるというその店で一人客は東海林氏だけ。

そのような状況の中、一人で四人掛けのテーブルを占拠しているプレッシャーに襲われます。

しかも運の悪いことに注文したのが食べるのに時間がかかるアツアツの「けんちんうどん」です。

客や店員に非難の目で見られつつ(かなり被害妄想入ってます 笑)、流れる汗が目に入りなにがなんだかわからない状態で早く食事を終えようと必死に奮闘する東海林氏・・・・。

思わず「そうそう、あるよねそんなこと」と誰でも頷いてしまうようなそんな光景が悲しく面白い。

今回もたっぷりと楽しませていただきました。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 07:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 『し』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする