2011年07月17日

「武装酒場」樋口明雄

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舞台はJRのガード下にある「善次郎」というオンボロの居酒屋です。

変わり者のオヤジがやっているそんな店に集まる常連たち。

妻を絞め殺し死刑か無期懲役か。

捕まる前に最後に飲めるだけ飲んでやろうと訪れたターさん。

三千万円の借金をこしらえヤクザに追い込みをかけられ、夜逃げする前に飲んでいこうと訪れた西ヤン。

男にフラれ、こんな日くらいはハメをはずしても許されるだろうと訪れた淳子。

売れない作家の宮津。

その他酒癖の悪い連中が数名・・・・。

そんな連中がふとしたことから店で拳銃や手榴弾を手に入れ、酔っ払っているものだからそれを武器にいつのまにやら立て籠もり状態になってしまいます。

店の前には機動隊やらマスコミやらヤジ馬やらえらい騒ぎに。

おまけに店の地下からは不発弾が・・・・。

ドタバタ小説、いわゆるスラプスティックですね。

でも・・・・なんというかもひとつ突き抜けてない気がしました。

裏表紙のあらすじに書いてあるほど抱腹絶倒感はありません。

最後はちょっとほろっとさせるようなところもあったりして。

まあそれはそれでよかったんですけども。

でもこういう作品には多少のエログロを期待してしまうのは筒井康隆の影響でしょうか。(笑)

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 23:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ひ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする