2011年08月06日

「文人には食あり」山本容朗

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元編集者から文芸評論家となり、いろんな作家と交流のある著者。

そんな著者が作家たちの食に関するエピソードを紹介しておられます。

小説やエッセイなどの作品から食について記述された箇所を抜粋されたり、実際に付き合った中でのエピソードなど。

なぜか作家という人種は食にうるさい人が多いですね。(笑)

でもそれは作家という職業だからではなく、物を書く仕事なのでそのような文章を発表する機会があるからそのような印象を持つということなのかもしれませんが。

他のジャンルの職業でも食にこだわりのある人はいくらでもいらっしゃいますし。

しかし味についての分析力や表現力といったものは、やはり作家の感性ならではなのかもしれません。

この本で紹介されている作家は錚々たる顔ぶれです。

吉田健一獅子文六檀一雄開高健などは食通として知られた人たちです。

他には吉行淳之介、田中小実昌、渡辺淳一、色川武大、向田邦子、田辺聖子・・・・。

文豪揃いです。

食の面からも文学の面からも貴重な資料となる一冊ではないでしょうか。

posted by たろちゃん at 19:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 『や』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする