著者のお仕事(この本が書かれた当時)は取次です。
名前どおり出版社と書店を取り次ぐ会社ですね。
大手では東販や日販といった会社があります。
編集者でもない書店員でもない、そんな取次という立場で業界のことを書かれたのがこの本です。
すごいのが「日刊まるすニュース」という業界向けB5版手書きの新刊ニュースを発行しておられたということ。
日刊ですからもちろん毎日です。
この本でも紙面が紹介されていますが、活字のような文字でびっしりと書き込まれています。
これはもう本への情熱がないとできないことですね。
その他業界の裏話などいろいろと。
本好きには興味深い一冊です。
ちなみにタイトルですが、返品の一番多いのが月曜日とのこと。
なので皆が心を込めて作った本が返品されない月曜日を迎えたい、と願いを込めてのタイトルだそうです。
ラベル:本・書店