2011年10月17日

「甘辛の職人」小菅桂子

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飲食に関わる職人たちを紹介した本です。

料理人や、醤油、味噌といった調味料を作る職人。

または和菓子や洋菓子などの職人も。

紹介されているその人数は二十八人。

今の世の中まがい物がまかり通り、まともな物を作ろうとするとまったく割に合わない。

そんな中、この本ではどの人たちも真っ当な物を作ろうと努力しておられます。

伝統を守ろうとする責任感と職人としての誇りがそうさせるのでしょうか。

著者はマスコミの一人としてグルメなどという新人類を祭り上げたことをあとがきで反省しておられます。

たしかにマスコミもマスコミですが、必死に情報を追っかける客も客でしょう。

その反省というわけではないでしょうが、このような真っ当な仕事の職人を紹介する意義は大きい。

悪いものが駆逐されるのはけっこうですが、本物が消えていくというのはあまりにも寂しくもったいない話ですからね。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 05:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 『こ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする