2011年10月21日

「容姿の時代」酒井順子

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女性にとって容姿というのはなかなか重要な課題です。

もちろん男性にとってもそうなんでしょうけど、女性はなおさらという気がします。

ひとくちに容姿といいましてもさまざまなシチュエーションなりパーツなりがあるわけですが、そこはさすがに酒井順子、それぞれについてみっちりと分析しておられます。

まず着衣篇としましては、OLの定義は肉色ストッキングにありと看破されます。

著者もOL時代は毎日着用していましたが、会社を辞めていちばん嬉しかったのがストッキングをはく必要がなくなったことだといいます。

そういえば結婚して専業主婦している人なんか、冠婚葬祭くらいしかストッキングをはかなくなったとよく言いますもんねぇ。

サラリーマンにとってのスーツは甲冑であるとも。

どんな男性でもスーツを着ればとりあえずはそれらしく見えるもの。

ところが普段スーツ姿の男性の私服姿を見てしまうと・・・・。

ほとんどの場合が悲惨です。

脱衣篇では脱衣場や下着、化粧といったテーマが取り上げられています。

このあたりは男性にとって知られざる世界なので、女性が女性を見る目のシビアさや滑稽さに感心しながら楽しめました。

それも酒井氏の鋭い観察力あってのことでしょうけど。

そしてやはり文章が上手いなぁと思います。

表現力といいますか、言葉の言い回しが実に巧みなんですよね。

今後も楽しみに読ませていただきたいと思います。

ラベル:エッセイ
posted by たろちゃん at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする