2012年02月12日

「文学的商品学」斎藤美奈子

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書評集ですが単純に小説そのものについて批評しているわけではありません。

ストーリーばかり追いかけるのではなく、小説に出てくるモノについて考察してみようという趣旨です。

なのでタイトルは「文学的商品学」。

取り上げられているのはファッションやフード、ホテル、バンド、オートバイなど。

それらが小説の中でどのように描写されているか。

この著者にかかりますと丸裸にされてしまいます。(笑)

しかし今まで読んできた著者の本に比べ、これはちょっと切れが悪いかなという気がします。

ややこじつけで苦しい感あり。

まあそれでも斎藤美奈子。

相変わらずフェミニズムぶりが鼻につくものの、目の付け所がいいですしやはり面白い。

このような切り口の書評家は他にいませんものね。

ラベル:書評・作家
posted by たろちゃん at 19:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする