2012年02月16日

「青い山脈」石坂洋次郎

Cimg1873

昭和22年の作品です。

誰もがタイトルくらいは知っているでしょうし、映画化もされて主題歌は耳にしたことがあるかと思います。

私もその程度でどのような内容か知らなかったので、どれどれと読んでみました。

とある女学校に若い女性教師が赴任します。

その学校はかなり封建的な風習が残っており、男女関係においては過敏すぎるほど。

男女が一緒にいるだけで問題になるような雰囲気です。

もちろん時代のせいもあるのですが、そんな風習に異を唱えるのが赴任してきた若い女性教師こと島崎先生です。

もっと男女の交際は堂々とあるべきだと。

しかしそのような考えはなかなか受け入れてもらえず、島崎先生は苦しい立場に追い込まれます。

が、島崎先生を支持する生徒や医師などもおり、さてどのようになっていくのか・・・・。

というのが大まかな筋です。

そこに女学生の成長やら友情、そして島崎先生と医師との恋愛なども絡み、なんとも爽やかな青春小説に仕上がっています。

接吻映画なんて言葉が出てきたり、男女の接し方など今からすればかなり時代を感じさせます。

ですがさほど古臭さは感じません。

むしろ今の青春恋愛小説にない清々しさが気持ちよかったです。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 19:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 『い』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする