2012年04月03日

「お金をかけずに食を楽しむフランス人 お金をかけても満足できない日本人」吉村葉子

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著者はパリで20年間暮らした経験がおありです。

そんな著者が食べることをメインに書いたエッセイ集。

まさにタイトルが日本人とフランス人の考え方の違いを言い表していますね。

グルメで知られるフランス人ですが、決して日本人のようにお金にものをいわせて高級な料理を食べあさったりはしません。

星付きのレストランなんて一生行かない人も多数。

ワインにウンチクなんて垂れませんし。

安くて美味しく楽しむコツを知っているのです。

この本では主にフランスの地方の家庭料理を紹介しておられます。

プロヴァンス、ブルゴーニュ、アルザス、ノルマンディ・・・・。

これが地味ではありますが実に生活に根ざしたという感じで美味しそうなんですね。

お腹が鳴る記述もいろいろとあります。

友人の家に食事に行くと、前菜で出されたのは20センチほどある巨大なホワイトアスパラガス。

これがドンと。

そして黄色いドレッシングがたっぷり入った器がテーブルの真ん中に。

「ボン・ナペティ」の合図とともに食事開始。

これをひたすら食べる。

いいですねぇ、こんな食事。

これで冷えた白ワインをグビグビできたら。

そして楽しい会話。

「食事」を楽しむということにかけてはやはり日本人よりも彼らのほうが数枚上手のようです。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 18:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 『よ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする