2012年06月04日

「蹴りたい田中」田中啓文

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第二次世界大戦下で鬱屈する少年兵たちの、複雑な心象を描破した珠玉作「蹴りたい田中」で第130回茶川賞受賞後、突如消息を絶った伝説の作家田中啓文。
以来10年、その稀有なる才能を偲んで、幼少時から出奔までの偉大なる生涯を辿る単行本未収録作8篇+αを精選、山田正紀、菅浩江、恩田陸などゆかりの作家・翻訳家・編集者らによる証言、茶川賞受賞時の貴重なインタビュウ「未到の明日に向かって」までを収録した遺稿集。
(文庫本裏表紙より)

なんとまあ馬鹿馬鹿しい本でしょうか。(笑)

茶川賞を受賞した作者の遺稿集という形式の短編集。

タイトルからして笑えますよね。

「蹴りたい田中」。

もちろん綿矢りさの「蹴りたい背中」のパロディです。

内容はといいますと、いやはやこれが・・・・。

私は「地上最大の決戦 終末怪獣エビラビラ登場」がよかったですかね。

もうめちゃくちゃです。

こんな本を出した作者と編集部の決断に拍手。(笑)

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 『け』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする