2012年10月12日

「食というレッスン」岸本葉子

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世の中、グルメを気取る人が溢れかえっています。

メニューにないものを注文するのが通と言わんばかりだったり。

ガイドブックで紹介されているような有名店を否定し、知られざる店にこそ旨いものありと主張する人がいたり。

そんな風潮があったりする中、『初心者の私が、いきなりそこに参入するのは、違うだろうと。まずは基本に従って、誰もが知っている「あの店」で、メニューにあるものを、シェフのおすすめどおり、虚心に味わせていただくのが筋だろうと』と、初心者を自認する著者がいろんな店で食事をし、紹介しておられます。

なるほどどこも有名店ですね。

まず最初は銀座の「久兵衛」から始まりますし。

写真もふんだんに掲載されており、目でも楽しませてくれます。

でもなぁ、コンセプトはいいんですけど、結局はマスコミの取材だし・・・・。

ここにどうしてもジレンマが生じるんですよね。

ライターが取材として訪れている以上、やはり一般人が自腹で訪れるのとは違ってきます。

それはしょうがないとしまして、でもこの本ではあくまでも謙虚に料理や店の紹介をしておられます。

後半は訪れた店から得た素材や風土や仕事の内容について、おさらいのようなものでしょうか。

そして最後の「まとめ」によりますと、こうやって仕事であちこち食べ歩いたものの、普段は別にグルメな生活をしておられるわけではないようで。

料理は原則家で作っているそうですし、外食はたまーにとのこと。

なのでどこかほのぼのとした雰囲気も感じられる内容です。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 18:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 『き』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする