脚本家による食エッセイ。
食エッセイというとたいがい素材であったり料理であったりをテーマにするのですが、これはちょっと変わっています。
食にまつわる器をテーマにし、その器の使い道として料理を紹介しておられるのですね。
ひとつの章に必ず1ページのカラー写真が添えられています。
しかしこのタイトル。
なんとひねりがなくストレートなことか。
でも猫も杓子もグルメを自認する時代、こういう女性ってけっこう多いんじゃないですかね。
あちこち食べ歩いてどうこういうわりには自分ではほとんど料理しない(できない)とか。
別に女性だからといって料理できなければならないというわけではありませんけども。
それはそれでその人のスタイルであります。
この本の著者の場合、なんやかんやいいつつも作っておられるようですが。
ラベル:グルメ本