2013年02月09日

「格闘する者に○」三浦しをん

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就職活動をする女子大生可奈子。

就職問題だけではなく、家の跡継ぎの問題、老人の書道家との恋愛関係にも忙しい。

漫画が好きなので出版社に就職できればと思い面接を受けるのですが、これがろくでもない。

あっちもこっちも行き詰まり、さてどうしたものかと・・・・。

直木賞作家であり今や人気作家である作者のデビュー作です。

女子大生の就職、恋愛、家庭事情など、いろんな要素を盛り込んだ物語です。

就職活動の話などK談社とか集A社なんて社名が出てきて、なかなかにリアル。

K談社の面接の描写なんてもちろんフィクションでしょうが(?)、いいんですかね、これ。(笑)

タイトルもどういう意味だろうと思っていましたら、K談社の面接のエピソードからきています。

強烈な皮肉ですね。

でもそれだけで付けたタイトルではなく、たぶん主人公が周りのいろんな問題に立ち向かっていく姿を重ねてのことでしょう。

そう思いたい。(笑)

しかしデビュー作にして達者ですね。

文才をひしひしと感じます。

リアルタイムでこれを読んでいたら、センスある新人が出てきたなぁと思ったでしょうね。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 『み』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする