作家が自身の生活を通してクラシック音楽を紹介しているエッセイ集。
音楽評論といった類ではありません。
その日の気分やシチュエーションに合った曲、思い出の曲などを紹介しておられます。
クラシック音楽となると皆堅苦しく思いがちですが、けっこう生活に馴染んでいます。
映画やドラマ、テレビCMで使われていたり。
別に誰のなんたらいう曲であると知る必要はありません。
なんとなく今の気分にこの曲は合うな、なんていうところから入っていけばいいのでは。
毎日の生活に何気なくクラシック音楽がある。
いいですね。
そんな肩の力が抜けた楽しみ方をしたくなる本です。
ラベル:エッセイ