2013年03月25日

「悪い食事とよい食事」丸元淑生

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作家であり料理研究家でもあった著者。

料理研究といいましても主婦向けの安く簡単にできる毎日のおかずといった類ではなく(もちろんそういうのも含みますが)、最新の栄養学を取り入れた体にいい料理というのが主旨です。

この本の見出しをいくつか取り上げますと、「脳卒中のリスクを高める食事」、「高血圧を予防するカルシウム」、「妊婦が不足させてはならない葉酸」、「癌のリスクを下げる食事」などといった具合です。

アメリカの学者からの引用が多いですね。

栄養学も日々変わっていくとはいえ、ここに書かれていることはもちろんもっともなことです。

当然著者はこのような食事を実践されていたわけですが、皮肉なことに74歳という年齢で食道ガンで亡くなっておられるんですね。

74歳といえば日本人の男性平均寿命を下回っています。

そうなると著書で唱えていたことはなんなんのか、ということになってしまいます。

ガンを宣告されたときの心境やいかに、なんて余計なことを考えてしまったりもするわけですが。

まあ病気なんてどれだけ気を配っていても本人の意思とは無関係になってしまうものですが、やはり食べ物が体に大きな影響をもたらすのは事実。

このような本を参考にしつつ、いい食事を心掛けるのは重要なことでしょう。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ま』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする