2013年04月08日

「読者は踊る」斎藤美奈子

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書評家の斎藤美奈子氏が流行りの本を片っ端からチェック。

さてさてその内容と評価はどうなのか。

氏の書評の面白いところは切り口にいろんなテーマを設定し、それに基づいて分析するところなんですね。

「カラオケ化する文学」の章では真正面から(?)現在の文学界を切り、「文化遺産のなれのはて」の章では聖書にまで言及しておられます。

「おんな子どもの昨日今日」の章はまさしく氏の本領発揮でしょう。

「歴史はこうしてつくられる」の章では、全共闘、ひめゆりの塔、薬害エイズ、在日、教科書問題といったテーマにも踏みこんでおられます。

相変わらず痛快で面白い。

お仕事とはいえよくもまあ色々とあらゆるジャンルの本を読んでおられるなぁと。

私は必ずしも氏の考えに賛同するものではありませんが、読み物としては実に楽しめます。

ラベル:書評・作家
posted by たろちゃん at 01:34| Comment(0) | TrackBack(1) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする