著者は漫画家の弘兼憲史。
「課長 島耕作」なんかで有名な漫画家さんです。
氏が食に興味をお持ちだというのは以前からおっしゃっておられまして、グルメ漫画を描きたいというようなご発言もどこかで読んだ記憶があります。
「黄昏流星群」というシリーズの第4巻に収録されている「星のレストラン」という作品は素晴らしかったです。
そこらのグルメ漫画など吹いて飛んでしまうほどの内容です。
「島耕作の優雅な1日」という映画紹介と飲食店紹介を兼ねた本も出しておられます。
さて本書ですが、氏の食や料理についての思いが述べられているわけですが。
なんでこんなに上から目線なんでしょう。(笑)
氏のおっしゃることはよくわかるのですが、なんだか押し付けがましい。
控えめに書いているようで傲慢さを感じましたね。
書いておられる内容も自身のご経験はともかく、なんだかマニュアル的。
ビジネスに関する著書もありますが、そちらもこんな感じなんでしょうか。
私はそんなの興味ないので読みませんけども。
文章ではなくやはり漫画で楽しみたい作家さんだなと思いました。
ラベル:グルメ本