2013年05月04日

「終の住処」磯崎憲一郎

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三十歳を過ぎて結婚した夫婦。

新婚時代からすでに倦怠感が漂っています。

11年を過ぎて妻は口をきかなくなります。

夫婦でありながらお互いを理解できず、まるで他人のような距離で暮らす二人・・・・。

う~ん、何気にシュールですね。

そしてマジックリアリズム。

エンターテイメントを排除した作風はまさに純文学だと思います。

これ、芥川賞を意識して書かれたんでしょうか。

あまり一般受けする作品ではないと思われます。

結婚生活を振り返り過去を語るわけですが、これが成功しているのかなぁ。

私の読解力が不足しているのだと思いますが、もひとつ理解できませんでした。

こんなシュールな書き方をせず、もっとストレートに書けばいいものをと。

そんなことを言えば作者の作風を否定してしまいますか。(笑)

いや、私があまりよく理解できないので負け惜しみなんです。

私にとっては痒いところにもうひとつ手の届かないもどかしさがありました。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 『い』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする