2013年05月10日

「タイユバンの優雅な食卓」アンドリュー・トッドハンター

Cimg2156

「タイユヴァン」。

30年以上もパリで3ツ星を維持してきた高級レストランです。

現在は2ツ星になっているものの、パリを代表するレストランであることには変わりないでしょう。

この本はそんな「タイユヴァン」の厨房に見習いとして入り、それを卒業したあと客としてディナーに出向き、食事しながら見習い時代の厨房を語っていくという構成です。

当時のシェフはフィリップ・ルジャンドル。

ペストリーシェフはジル・バジョル。

オーナーはもちろんジャン・クロード・ヴリナ。

ヴリナ氏やルジャンドル氏よりも、バジョル氏のエピソードのほうが多く語られています。

著者はアメリカ人のフリー記者とのこと。

このような立場の人が実際に厨房で働いて内情を書くというのは珍しいんじゃないでしょうか。

料理人が修行時代を書いた本というのはよくありますけども。

ここで書かれている著者の訪問は99年ですが、私もこのレストランには97年に1度、98年に2度訪れています。

他のレストランも訪問しましたが、私はここが一番好きでした。

現在はシェフもアラン・ソリヴェレス氏に変わり、ヴリナ氏も亡くなり、星も2つになり・・・・と、この当時とは様変わりしていますが。

楽しく懐かしく読むことができました。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 04:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする