2013年05月18日

「勝手にふるえてろ」綿矢りさ

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主人公のヨシカ26歳は男と付き合ったことがなく、もちろん処女です。

そしてオタク。

中学生時代の理想の彼(イチ)を思い続けつつ、しかし彼女に告白する同じ会社の男(ニ)が現れます。

二人の間で揺れ動くヨシカですが・・・・。

タイプの違う2人の男、理想と現実、そういった狭間で揺れ動く主人公の心理を描いているわけですが。

正直言いまして主人公にはイラつきました。

目の前にいたら張り倒したい。(笑)

読者(あくまで私のことですが)にそう思わせるのは、作者のキャラ作りが成功しているということでしょう。

感情移入するからそう感じるのです。

この作家の作品を読んだのはこれで3冊めです。

作風は違いますけども、なんだか第2の絲山秋子のような・・・・。

ただどれもちょっとこじんまりとしすぎな気もします。

今後はもうちょっと世界を拡げた作品を読みたいです。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:19| Comment(0) | TrackBack(1) | 『わ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする