2013年05月20日

「絶対音感」最相葉月

Cimg2167

『それは天才音楽家へのパスポートなのか!?』

私が読んだのは文庫本ですけども、単行本の帯にはそのようなコピーが書かれていたようですね。

『絶対音感』。

どんな音を聴いてもそれが「ドレミ」で聴こえてくるような音感です。

店に流れているBGMもすべてドレミでわかり、すぐに楽譜に書くことができる。

音楽だけではなく、小鳥のさえずりも救急車のサイレンも。

ワイングラスが触れ合う音でさえも。

逆に言えばそれに縛られてしまうというリスクもあるわけです。

音楽を音楽として楽しめない。

自分の持つ絶対音感からはずれた音に関しては違和感を感じ、それに合せることができない・・・・など。

『絶対音感』というインパクトのある言葉を始めて耳にした著者はその正体を探るべく、音楽家だけではなく科学者など数百名の人たちに証言を求めます。

はたして『絶対音感』とはなんなのか。

それは先天的なものなのか後天的なものなのか。

音楽家にとってそれは必要なものなのか・・・・。

正直言いましてけっこう音楽の専門用語が出てきますのでちんぷんかんぷんな部分が多々ありました。

それでも『絶対音感』という世界があるのを知ることができたのは収穫でした。

著者の取材にも圧倒されます。

第4回小学館ノンフィクション大賞を受賞し、ベストセラーになりました。

posted by たろちゃん at 04:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする