2013年07月19日

「氷平線」桜木紫乃

Cimg2204

短編集です。

表題作を含む六編が収録されています。

どれも北海道を舞台にした作品です。

「氷平線」はオホーツク海に面した村で育った男が主人公。

酒飲みの父親を持つ貧しい家庭です。

が、努力して東大に入学し、その後は財務省へ。

そして地元の税務署長として帰郷します。

高校生時代に体を売る女と初めての体験をしたのですが、男はその女と再会します。

相変わらず小屋のような家で生活している女を、一緒に生活しようと男は連れ出すのですが・・・・。

デビュー作の「雪虫」を含む第一作品集ですが、どれも粒揃いですね。

偶然にも読んでいる最中に作者が第149回直木賞の候補になったとニュースがありました。

候補作を読んだわけではありませんが、この作品集を読み終えていずれ直木賞を獲る作家さんだろうなという印象を持ちましたね。

その通りめでたく第149回での受賞。

他の作品もぜひ読んでいきたいと思います。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 『さ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする