2013年08月16日

「脚美人」宇佐美游

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短編集です。

表題作は「脚美人」。

25歳の菜江は競馬で47万3千円を手に入れます。

それを仲のいい瑞香に言うと「じゃあ奢ってくれるでしょ」といきなりたかられます。

妻子ある不倫相手の堀井もなんだかそのお金をあてにしているみたい。

持っていてもろくなことはないと、ずっとコンプレックスだった脚を整形することに。

何軒か病院を回り、ここという病院で脂肪を吸引してもらうのですが・・・・。

美しい脚を手に入れたいという話と、いまいち親友になり切れない瑞香との微妙な関係が描かれています。

しかしなんだか中途半端なんですよねぇ。

二つのテーマがどうもしっくりと馴染んでいない気がしました。

料理でいえばせっかくの材料をなんでこんな味付けにしてしまうのかなという感じ。

他の作品もラストで「は?」と思ってしまったり。

なんだか安易に話を作っているような気がしました。

この作品集を読んだ限り、また他の作品も読みたいと思えるような作家さんではなかったです。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 『う』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする