2013年10月15日

「魯山人の美食手帖」北大路魯山人 平野雅章 編

Cimg2247 
北大路魯山人。

この人物の肩書きはなんと記せばいいのでしょうか。

陶芸家であり書家であり。

もちろん美食家としても知られていますよね。

おそらく美食家という肩書きがいちばんしっくりとし、ご本人も納得されるのではないかと思いますが。

陶芸も結局は自身の料理に合うための器ということが根本になっていますしね。

しかしまあ本書もそうですし他の本でもそうですが、言動が傲慢きわまりない。(笑)

料理に関しても日本料理が世界でいちばんであると断言しておられます。

フランス料理など一刀両断。

中国料理も却下。

時代もありましょう。

野菜についても日本産を持ち上げておられますが、現在においては日本の野菜は昔の味を失ってしまっているという意見も多数あります。

しかしいいものはいいと認める柔軟性も持っておられ、行く前は否定的だったハワイやアメリカで出会った料理を高く評価したりもしておられます。

とにかくひじょうに面白いおっさんであります。

まあ芸術家なんてだいたいそうですし、天才とか評される人たちなんて個性が突出していますもんね。

食に興味のある人、魯山人はとりあえず読むべし。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 13:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 『き』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする