2014年02月03日

「群青」宮木あや子

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世界的なピアニストの由紀子は病気療養のため沖縄の南風原島を訪れます。

そこで出会ったのが漁師の龍二。

由紀子は既婚者で夫が連れ戻そうとやってきますが、夫の元に戻る気はなく龍二と一緒になり涼子を産みます。

しかしその後由紀子は他界。

高校を卒業した涼子は幼馴染みの漁師である一也と結婚を望むのですが、龍二に反対されます。

一也は龍二に認めてもらうため深く海に潜り赤い珊瑚を取ろうとしたのですが、命を落としてしまいます。

涼子は精神に異常をきたし、殻に閉じこもってしまいます・・・・。

龍二と由紀子、娘の涼子と一也、親子2世代の一途でピュアな恋愛が描かれています。

そして龍二と涼子の親娘の葛藤。

一也と共に幼馴染みだった大介の涼子への想い。

繊細で重苦しい苦悩が読んでいて切なく伝わってきます。

気になったのは後半に亡くなった由紀子が幽霊のように登場するんですね。

といっても登場人物には関わらず、娘を見守る存在としてのナレーションでの登場ですが。

ファンタジーだったんですか、これ。(笑)

個人的にはこのような演出にがっかりです。

こういうのは無しで最後まで読ませてほしかった。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 04:29| Comment(1) | TrackBack(0) | 『み』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする