いろんなラブシーンから言葉を抜粋し、詩人である著者が吟味します。
しかしラブシーンといいましても恋愛小説の甘いやりとりではなく、ポルノ小説の露骨な表現についてだったりするんですね。
あるいは告白手記とか。
こういう本は今まで読んだことがなく、斬新で楽しめました。
言葉遣いや表現も時代や著者の性別、センスによってさまざまです。
今後こういうシーンを読むときはじっくりとその作者の考えた言葉というものを咀嚼しつつ読みたいと思います。
どんなジャンルの文章もそうですが、エロなんて特に単語や言い回しに作者のオリジナリティが問われますからね。
ラベル:本・書店