
書評家の著者は30代前半(当時)。
掃除や洗濯が大嫌い。
1週間くらい風呂に入らなかったりもするし、毎日下着を替えなかったりもする。
体を動かすことも嫌。
でも食べることは大好き。
なのでもちろんデブです。
いやもう完全に女を捨てておられます。
そんなだらしない毎日を綴った日記。
なので「だらしな日記」なんですね。
内容は毎日の食事、体脂肪、その日の行動、読んだ本。
国民年金を払っていないという記述が堂々とあり、銀行口座を差し押さえられたなんてのを読みますと、社会人としてもこの人どうなのよと。(笑)
絶対に私の周りにはいてほしくないタイプですが、そんなの大きなお世話ですよね。
ただ珍獣を見る感じで読むとこれはこれで面白い。
ここまで自分を晒け出す芸風はあっぱれです。
自虐的な日記であり、食べ物日記でもあり、読書日記でもある。
ひまつぶしにふさわしい本です。