ロリータ少女の桃子とヤンキー少女のイチゴが帰ってきました。
シリーズ第2弾です。
といってもこれで完結ですが。
いつものように代官山へ出かけた2人。
帰りに乗った高速バスのトイレ内で殺人事件があり、イチゴが容疑者となってしまいます。
桃子は自分なりの推理で真犯人探しに乗り出しますが・・・・。
相変わらず2人のキャラがいいですね。
冷めた桃子とイチゴのバカっぷり。
性格もファッションもまったく正反対な2人ですが、この組み合わせがまたニコイチで面白い。
今回はジャスコの警備員でこれまたヤンキーな新しいキャラも登場します。
殺人事件の謎を解くという推理小説の要素もある今回ですが、犯人は誰とかアリバイがどうとかいうのは私は好きではなくそのあたりちょっと退屈でしたけども、それがすべてではありませんのでじゅうぶんに楽しめました。
イチゴはバカですが一本気でいいヤツですし、そんなイチゴをいつも冷たく突き離す桃子も実はイチゴのことが大好きなんですね。
これで完結というのはちょっと寂しい。
今後の2人をまた読んでみたい気がします。
ラベル:小説