2014年08月02日

「木野評論臨時増刊 文学はなぜマンガに負けたか!?」

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「文学はなぜマンガに負けたか!?」

まさにこのタイトルがテーマであり、いろんな人たちが執筆しインタビューに答えておられます。

巻頭の対談では編集長で作家でもある鈴木隆之氏、永井豪氏、里中満智子氏、高橋源一郎氏

マンガ原作者の立場としては高橋三千綱氏や関川夏央氏。

巻末の対談では宮崎駿氏、梅原猛氏、高坂制立氏、網野善彦氏など。

錚々たるメンバーであります。

内容のすべてがこのテーマというわけではないんですけども。

しかしこのテーマについてインタビューに答え、あるいは執筆しておられるのを読みますと、皆そんなことは思ってない。(笑)

主旨が肩透かしになっている感があります。

編集の立場としては意外だったのか予想通りだったのか。

予想通りの確信犯な気もしますけどね。

なにを基準に勝ち負けを決めるのかということですが、発行部数でいえばこれはもう文学なんてマンガの足元にも及びません。

でもマンガと文学は同じ『本』という形で表現されるのでライバル視されがちですが、まったく別物です。

対比しても意味ない。

ただ最近の文学の作家はマンガの影響を受けておられるのは明らか。

よしもとばなな氏なんて少女マンガの影響がずいぶんと評論の話題になったりもしました。

そりゃマンガを読んで育ってきた世代ですから当然のことでしょう。

文学とマンガ、今後も考察されるテーマでしょうね。

posted by たろちゃん at 03:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 『き』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする