2015年01月15日

「夏天の虹 みをつくし料理帖」高田郁

Cimg2534

想いびとである小松原と添うことになった澪。

しかしいまだに心は揺れ動いています。

どうしても『つる家』で料理人として生きていく道を捨てきれないのです。

悩みぬいた末、澪は決心して自分の思いを小松原に伝えます・・・・。

前作の「心星ひとつ」で大きな展開を迎えたわけですが、今回はさらなる展開です。

まずは料理番付。

関脇だった『つる家』が今回は『登龍楼』と並んで大関になるかどうかということだったのですが、結果は・・・・。(冬の孔雀 滋味重湯)

そして澪の嗅覚が失くなってしまいます。

なので味も感じることができません。

これは料理人として致命的です・・・・。(一陽来復 鯛の福探し)

「夏天の虹 哀し柚べし」では又次がもう『つる家』を手伝うことができなくなります。

皆で又次を送り出すのですが、その後・・・・。

これはもう怒涛の展開でしたね。

まるでジェットコースターのよう。

いよいよシリーズも完結に近付いているとはいえ、しかしこの展開は・・・・。

澪の身に降りかかるいろいろな災難が哀れで切なくて。

泣けてしまいました。

でもラストは空に架かる大きな虹です。

澪の前途が明るくありますように。

posted by たろちゃん at 03:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする