マンガについての評論といいますかコラムといいますか。
週刊文春やらなんやらに連載していたものをまとめた本です。
内容についてはなんとも紹介のしようがないのですが。
しかしいろんなマンガをよく読んでおられますねぇ。
いちばん最初に紹介されている読売新聞の『課長 島耕作』が社長に就任したという記事には笑いました。
いや、笑うところじゃないか。
たしかにありましたね、そういうことが。
それほどマンガというのは大きな影響力のあるメディアなんですよね。
昔は『あしたのジョー』で力石徹が死んで葬式が行われたというのもありましたし。
巻末にはピエール滝との対談、そして『ドラえもん』のスネ夫自慢148連発なんてどうでもいいような(失礼)表まで掲載されています。
ちなみに著者のブルボン小林氏は芥川賞作家の長嶋有氏です。
ラベル:漫画本