2015年05月20日

「檀流クッキング」檀一雄

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著者は「火宅の人」や「リツ子 その愛」などで知られる直木賞作家です。

無頼派の作家としても知られていますが、私にとってはなによりもやはり“食”の人ですね。

作家には食にこだわりのある人が多く、いろんな作家が食についてのエッセイを書いたりしています。

ですが本書のようにここまで徹底して自分で料理をし、発表する作家というのはそうそういません。

開高健も食通として知られていますが、もっぱら食べるほう専門でしたしね。

さて、本書で紹介されているレシピは92品。

日本国内に限らず世界中を放浪して食べ歩き、自分流にアレンジしたレシピです。

読んでいますとしみじみと、食べることそして料理することが好きだったんだなぁと感じます。

「買出しほど好きな仕事はない」と宣言しておられるほどですから。

たしかに市場って眺めているだけでも楽しいですもんね。

この本は決して気取った料理の紹介ではありません。

家庭でできる料理ですので、料理好きには大変参考になります。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 03:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 『た』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする