2015年06月05日

「ホルモー六景」万城目学

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「鴨川ホルモー」の続編です。

というよりは番外編ですか。

「鴨川ホルモー」の登場人物やそうでない人物たちの裏話的な内容です。

なので前作のようにホルモーについての描写はほとんどありません。

今回はキャラクターにスポットを当てておられます。

6章がそれぞれが独立した短編であり、連作短編集の趣です。

いろいろと趣向を凝らしておられますね。

第二景の「ローマ風の休日」はいうまでもなく名作からの拝借ですし、第三景の「もっちゃん」は文学好きをニヤリとさせます。

第六景の「長持の恋」はSF恋愛小説です。

やはりこの作家、現実と虚構の取り混ぜが上手いなぁと思います。

ただこれは前作の「鴨川ホルモー」先に読んどいたほうがいいですね。

そのほうがしっかりと楽しめます。

というか、ホルモーがどういうものかということがよくわからないでしょうし。

私はこれでもうホルモーシリーズはないだろうなと思っています。

だってこれ以上はもうくどいでしょ。(笑)

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ま』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする