2015年06月13日

「暴力団」溝口敦

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暴力団。

一般人にとっては怖い存在です。

その実態はいったいどうなのか。

第一章の『暴力団とはなにか?』から始まり、『どのように稼いでいるか?』、『警察とのつながりとは?』、『代替勢力「半グレ集団」とは?』など、丁寧に解説されています。

犯罪に関わったり一般人を怯えさせる存在なんだから強引にでも無くせばええやんと思いますが、そう簡単なものでもありません。

ですが暴力団は現在曲がり角にいると著者はいいます。

お先真っ暗で経済的にも生活していけないと。

社会的な制約もあります。

そんな魅力のない不便な世界に若者もわざわざ“就職”したがりません。

これは著者に限らず現在よくいわれていることですよね。

そのあたりの事情がまた“半グレ集団”といった存在につながっているのですが。

著者は暴力団関係のジャーナリストとしては第一人者ではないでしょうか。

島田紳助と暴力団との関係も問題になる何年も前に追求しておられますし、細木数子についても一冊の本に記しておられます。

自身や長男も暴力団に襲撃された経験がありながら、しかしこのようなテーマを追い続けておられるのには敬服いたします。

posted by たろちゃん at 03:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 『み』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする