2015年07月03日

「雁屋哲の美味しんぼ列島」雁屋哲

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著者はグルメ漫画「美味しんぼ」の原作者です。

この本の前半はNHKの「にっぽん列島朝いちばん」という番組で著者がリポーターとして取材したことを「ウィークス」という雑誌向けにまとめたものだとのこと。

その後番組は終了し「ウィークス」誌に不定期連載したものを追加。

後半は「ペントハウス」誌に連載したオーストラリア編です。

そして巻末では香港の事情に詳しい山口文憲氏と香港の食について対談しておられます。

内容としましては日本各地の本物の味を訪ねて歩くというもの。

生産者への訪問です。

利尻の昆布や海の幸、仙台のソーセージ業者、東京の下町の豆腐屋などなど。

昔ながらの本物の材料と調理法で作った食品はやはり美味しいし体にもいいのだと。

もっともだと思います。

ですが現在はほとんどがまがい物です。

ソーセージやかまぼこなどの原材料表示を見るとほんとに大丈夫なのかなと思いますもんね。

味や体に与える影響よりも効率や利益を優先した食品があふれかえっているわけです。

著者も「美味しんぼ列島どころか悲観列島、絶望列島ではないかと思えるほどだ」と嘆いておられます。

そんな中にあってこの本で紹介されているようないまだに本物の食品にこだわる生産者がいます。

頭が下がりますね。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 01:44| Comment(0) | TrackBack(0) | 『か』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする