2015年08月18日

「あぽやん」新野剛志

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あぽやん。

旅行会社で空港に勤務している人たちのことだそうです。

その位置づけは閑職。

大航ツーリストで働く29歳の遠藤慶太は上司に従順でなかったため、本社から成田空港所に飛ばされてきました。

こんなところで働いてもなんのキャリアにもなりません。

なので早く他の部署に移動したいと思っている慶太ですが、しかしここはここで重要な仕事があります。

ここに居るあいだは精一杯取り組むつもりですが、あれやこれやいろんな問題があり・・・・。

空港を舞台にしたお仕事小説ですね。

普通空港を舞台にした話というとスチュワーデス(今はCAですか 笑)だとかパイロットだとか航空会社にピントを合わせますけども、空港内にある旅行会社の営業所を舞台にしているというのが面白いじゃないですか。

もちろんその設定ならではのエピソードが盛り込まれており、それがドラマになっているんですね。

ここがお仕事小説といいますか業界小説の読ませどころです。

一般人が知ることのない裏話を絡ませつつドラマに仕立てる。

この作品で紹介されている業界のシステムがどこまでリアルなのかはわかりませんけども。

ま、パターンとしてはなんだかんだ言いつつも主人公が一生懸命になって問題に取り組み解決するという、ある意味熱血成長物語ですね。

仕事嫌いで怠け者の私には慶太の前向きなモチベーションにあまり馴染めませんが。

マンガの「なぜか笑介」のようなタイプの主人公は私には合いません。(笑)

実にテレビドラマ向きな作品だと思いますが、ドラマ化されているんでしょうか。

私はテレビはあまり観ないもので・・・・。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 『し』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする