2015年09月09日

「SF魂」小松左京

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日本のSF小説の第一人者であった小松左京。

そんな小松氏がSFについて語ったエッセイです。

文学の世界でSFというジャンルは迫害を受けてきました。

こんなのは文学ではないと。

しかし小松氏はSFというジャンルはすべての文学を網羅するとの確信を得ます。

いろいろな苦難がありつつも「日本沈没」などの作品を発表し、その地位を不動のものとします。

そしてSFの地位も高めていかれるのですね。

小説以外にも万博などのいろいろなプロジェクトに関わり、SFを基礎に大いに日本の文化を広めることに貢献されました。

ということで、これは小松氏の日本のSFについての貴重な記録であります。

文学史においてもこの本は貴重な一冊となりましょう。

ただ私個人の意見としましては、小松作品には馴染めず。

やたら文章が理屈っぽいんですよね。

それが鼻について読んでいて楽しくない。

文章にやたら傍点を付けるのもウザイ。

なので今まで小松作品は「さよならジュピター」しか読んだことがないんですよね。

でもまた読んでみようかなという気持ちがちょっと。(笑)

posted by たろちゃん at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 『こ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする