2015年09月11日

「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」三上延

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それぞれの地域にある古書組合が加盟店のあいだで商品取引する市場、古書交換会。

それに出品することにした栞子は大輔を連れて出かけます。

ですがそこで盗難事件があります。

後日聞いた話によると本の束の中からコバルト文庫の「たんぽぽ娘」という本が抜き取られていたというのです。

落札したヒトリ書房という古書店の井上という店主は、大輔と栞子がその本の束の近くに居たことを理由に犯人は栞子だと決め付けます。

束を見て落札したときはあった、しかし手元に届いてみるとなくなっていると。

大輔はヒヤリとします。

なぜかというとその話を聞く前に栞子が「たんぽぽ娘」を店に出したからです。

タイミング的にあまりにも。

この本は栞子が市場から抜き取ったものではないのか。

大輔は疑います。

井上はビブリア古書堂を訪れ、「たんぽぽ娘」を見てやはりお前かと栞子を責めます・・・・。

今回は栞子と家を出て行った母親についてのことに触れられています。

井上はどうも栞子の母親が気にくわなかったらしい。

なので栞子にもきつく当たるんですね。

そして大輔にあの女には気をつけろとアドバイスします。

栞子は母の行方を知らないと言っていますが、実は連絡を取り合っているというのです。

おまえは騙されていると。

疑心暗鬼になる大輔。

しかし・・・・。

栞子の死んだ父への思い、出て行った母への思いがじわじわと描かれています。

posted by たろちゃん at 02:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 『み』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする