2015年10月01日

9月の一冊

9月に読んだのは以下の15冊。

・「世界一周ひとりメシ」イシコ
・「再婚生活 私のうつ闘病日記」山本文緒
・「夜歩く」横溝正史
・「窓の灯」青山七恵
・「SF魂」小松左京
・「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」三上延
・「味をたずねて」柳原敏雄
・「タタド」小池昌代
・「銃」中村文則
・「幻想郵便局」堀川アサコ
・「ほんわか! 本についてわからないこと、ねほりはほり!」北尾トロ
・「ファミリーレストラン 「外食」の近代史」今柊二
・「五年の梅」乙川優三郎
・「枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記」北大路公子
・「今夜も残業エキストラ」吉野万理子

「世界一周ひとりメシ」、ひとりで店を選べないという著者ですが、なんのなんの、外国でそこらの店に飛び込めるなんてたいしたものです。

ひとりメシできない人なんてサラリーマンやOLにわんさといますからね。

「再婚生活 私のうつ闘病日記」、鬱病というのがここ最近すごく問題になっています。

このような著名人の体験記というのは、患っておられる人たちのなにかと参考になるかもしれません。

「夜歩く」、いつもながらおどろおどろしそうで実はそうでもない横溝作品。(笑)

ミステリー好きでない私には苦笑するところもあったりするのですが、古典らしい風格があります。

「窓の灯」、やたら他人のことが気になる主人公。

他人の生活なんてどうでもいいじゃないかと私なんか思うんですけどね。

「SF魂」、SF界の巨匠、小松左京の半生記。

文学史の一面として読むこともできます。

「ビブリア古書堂の事件手帖3 ~栞子さんと消えない絆~」、シリーズ第3弾。

じわじわと栞子さんのプライベートについても近付いています。

「味をたずねて」、昭和30年代の料理探訪記です。

この時代でもすでに失われているものがあるんですね。

「タタド」、きっちりと起承転結のあるミステリーなどのエンターテイメント小説が売れている昨今。

このような「どういう意味があるの?」と思われる小説ももっと読まれていいと思うんですけどね。

「銃」、拳銃という魔性の魅力を秘めた物を手に入れたばかりに人生を狂わせる男の話。

でもこれ、金でも女でも当てはまるかもしれません。

「幻想郵便局」、ほのぼのとしたファンタジー小説。

でもちよっと夢オチ的な雰囲気が無きにしも非ず。

「ほんわか! 本についてわからないこと、ねほりはほり!」、著者らしく体を張っての取材です。

ですけど今回はちょっとタイトルからはずれていたかなと。

「ファミリーレストラン 「外食」の近代史」、コンビニほどではないですけどいまやあちこちにあるファミレス。

著者の食べ歩きコラムをはさみ、その変遷を読ませます。

「五年の梅」、やはり時代小説はいいですねぇ。

人情や矜持というものをじっくりと味わわせてくれます。

「枕もとに靴 ああ無情の泥酔日記」、まあ面白いといえば面白いかなと思えなくもない。

ネット上で素人の日記として読むぶんにはいいですけど、本として出されるとちょっと。

「今夜も残業エキストラ」、女性を主人公にしたお仕事小説。

就職前後の若い女性向けですね。

さて今月の一冊ですが。

やはり「五年の梅」ですか。

時代小説ならではの人情の機微や矜持に感じ入るものがありました。

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posted by たろちゃん at 04:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 今月の一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする