2015年10月25日

「職業外伝 紅の巻」秋山真志

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以前に「職業外伝 白の巻」を読みましたが、それの姉妹巻です。

無くなりかけている職業に就く人たちを取材したルポタージュ。

この本では、飴細工師、俗曲師、銭湯絵師、へび屋、街頭紙芝居師、野州麻紙紙漉人、幇間、彫師、能装束師、席亭、見世物師、真剣師という12の職業が紹介されています。

たしかにどれも現在は馴染みがないですよねぇ。

飴細工師は子供の頃学校の前なんかで店(といっても自転車ですが)を出しておられました。

ひょいひょいと飴でいろんな物を作っておられましたね。

銭湯絵師も銭湯自体が無くなってきてますから仕事も激減。

昔は広い風呂に使って富士山の絵を眺めたものです。

彫師というのは最近のタトゥーブームで若者の集まる都会では需要があります。

私の住む大阪ではアメリカ村なんかに何軒も店がありますし。

でもそれは洋彫り。

ここで紹介されているのは和彫りです。

見世物師なんてのも見世物小屋自体がなくなりましたからねぇ。

私が子供の頃は正月になると神社の境内に見世物小屋が建ちました。

くび長女とかね。

見たかったのですが親が見せてくれなくて。

今となっては何が何でもあのときに見ておけばよかったと。

しかしどの職業も時代が需要しなくなったとはいえ、消えていくのは寂しいものです。

posted by たろちゃん at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする