2015年11月04日

「赤塚不二夫対談集 これでいいのだ。」赤塚不二夫

Cimg2683

漫画家・赤塚不二夫と各界著名人との対談集です。

登場するのは、タモリ、柳美里立川談志、北野武、ダニエル・カール、荒木経惟、松本人志。

タモリや立川談志はわかりますけど、柳美里なんていったいどういういきさつで対談となったのか。

顔ぶれの中ではいちばん興味がありました。

私は柳氏のファンですし。

柳氏はさすがに家族というものについて一生懸命話し始めるのですが、赤塚氏はぜんぜん話に乗ってこない。(笑)

「家族シネマ」「ゴールドラッシュ」などで家族をモチーフにして書いてこられた柳氏ですから、やはり「天才バカボン」の家族関係なんかについて問いかけるわけです。

しかし赤塚氏は「ああ、水割りウマイぞ」(飲みながら対談しておられます 笑)、「ただ面白ければいい」ってのらりくらり。

やがて柳氏もビールを飲み始めて。

いいなぁ、こういうの。

たしかに赤塚不二夫は「天才バカボン」を描く上で家族がどうだのなんて考えていなかったと思います。

対談でも「勘弁してくれよォ、そんなこと考えてないよォ」なんて言っておられますしね。

でも意識では考えていなくとも無意識が影響する場合もあります。

赤塚不二夫のギャグってただ単にドタバタなギャグじゃないんですよね。

なんというか、哲学がある。

すべての作品にというわけじゃないですけども。

話が逸れました。

強烈な作品やパフォーマンスが印象ある赤塚氏ですが、実はとてもシャイな人。

そんな赤塚不二夫の本音を垣間見れる対談集であります。

posted by たろちゃん at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 『あ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする