2015年12月21日

「私を知らないで」白川三兎

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中学2年生の夏の終わりに富士山の麓の町から横浜市の外れの町へ移り住んできた“僕”。

父親の仕事の都合上転校の多い“僕”は、空気を読みつつクラスに溶け込む術を心得ています。

そんなクラスの中に“キヨコ”と呼ばれクラス中から無視されている美少女がいました。

“キヨコ”の存在が気になる“僕”。

祖母との二人暮らしで貧しいらしく、過去には借金取りも押しかけていたようです。

しかし貧しいわりには高価なものを身に着けており、体を売っているという噂があります。

休みの日になると渋谷に出かけるという“キヨコ”を“僕”は尾行するのですが・・・・。

“僕”と“キヨコ”、そしてもうひとりの転校生である高野三四郎の3人がメインで話が進むのですが。

クラスを仕切っているのが女子生徒だというのはいいとしても、男子生徒の存在感がまるでないのはいくらなんでも。

まるでクラスの男子は“僕”と高野しかいないかのようです。

そして“キヨコ”と高野が恋人関係になるというのもいまいち説得力がなくよくわからない。

“キヨコ”がしでかしたことに対しての結果もはっきりせず生ぬるいですし、終章の持っていきようには苦笑してしまいました。

いや、人によってはここで感動するのかもしれませんが。

私はだめでしたね。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 『し』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする