2016年01月06日

「かっこ悪くていいじゃない」森奈津子

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28歳の金子美里はバイセクシュアル。

プロ作家を目指すためのカルチャーセンターに通っています。

講師はミステリ作家の神野英一郎。

美里とは不倫の関係です。

体の相性が抜群で、彼に代わる男はもう見つけられないだろうと思うほど。

しかしある日、いきつけのゲイ・バーでナナという年上の女性と知り合います。

昔の恋人によく似ている彼女を美里は気に入り、やがてセックスすることになるのですが・・・・。

バイセクシュアルの作者らしく男と女どちらに対してもの恋愛を描いています。

もちろん精神的なことだけではなく肉体的なことも含めて。

美里を中心に神野とナナの三角関係なわけですが、ナナが何者かというのがミソなわけで。

そして修羅場が読ませどころですか。

ゲイ・バーのマスター、カズがとぼけた味わいで重さを緩和しています。

でも小説に出てくるゲイのマスターってこういう役割が多いですね。(笑)

男でも女でもなく客観的に主人公の相談役になってあげてるみたいな。

それはともかくとしまして、この作品は中編ということでほどよいボリームと内容だったと思います。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:47| Comment(1) | TrackBack(1) | 『も』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする