2016年02月03日

「空想科学漫画読本」柳田理科雄

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漫画、アニメ、特撮などの設定を科学的に検証するという「空想科学読本」シリーズ。

今回は「空想科学“漫画”読本」ということであり、漫画に絞って取り上げられています。

「北斗の拳」に出てくる17メートルもの大男。

こんな相手と戦って主人公は勝てるものなんでしょうか。

というか、そんな人間がいるというのがすごいのですが。

「巨人の星」の大リーグ養成ギプスは本当に役に立つのか。

「キャプテン翼」の若林君の能力は実はとんでもないレベルだった。

「リングにかけろ」の必殺技の凄まじさといったら・・・・。

などなど。

いままでに何度も書いてきたと思うのですが、笑いの手法のひとつとして馬鹿馬鹿しいことを真剣に論じるというのがあります。

これがその類ですね。

この本に取り上げられている作品を読んだ読者は、当時おそらくなんの疑問も持たずに受け入れていたと思います。

それはやはり「マンガだから」。

ありえないという常識はもちろんわきまえつつ、しかしそんなことは頭の隅っこに追いやり存分に世界に浸っていたはずです。

そこに「ちょっと待った」とチャチャを入れたのがこの本です。

まあミもフタもないツッコミなんですけどね。(笑)

でもこういう楽しみ方もありなわけで。

この本によって自分の好きなマンガ作品が貶されたなんて思う人はいないのではと思います。

むしろ「そうそう、そうなんだよね」と一段と愛着が湧くのでは。

ちなみにこのシリーズの科学的検証について間違いを指摘する本もあります。

科学的な間違いというのは訂正する必要があるというものの、いちいち目くじら立てるのもちょっと野暮かなという気もしますけどね。

それをいうとこの本自体がそうなるか。(笑)

ラベル:漫画本
posted by たろちゃん at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 『や』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする