2016年02月07日

「日本料理神髄」小山裕久

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料理人として現在日本料理界を代表するひとりである著者。

この本では二つの章に分けて日本料理を語っておられます。

第一章では『考えてきた』ということで、今まで著者が経験してきたこと考えてきたことを若い料理人に対してアドバイスするというような体裁です。

第二章は『話してきた』。

いろんな人との対談集です。

湯木貞一、徳岡孝二、田崎真也、石鍋裕、ベルナール・ロワゾー、陳建一、ベルナール・パコー、三國清三ジョエル・ロブション山本益博

第一章では非常にわかりやすく日本料理について解説しておられます。

だしについて、「切る」とはなにか、「焼く」とはなにか、「蒸す」、「揚げる」、「炊く」ということ、などなど・・・・。

日本料理の基本についての話しといえるでしょうか。

第二章はいろんなジャンルの料理人と対談しておられるので、これはある意味基本を踏まえた上での応用という読み方もできるかもしれません。

やはり日本料理の料理人だからといってそれだけに閉じこもっていていいはずはなく、いろんなジャンルの料理に対してのコミュニケーションは必要でしょう。

もっとオープンになりませんとね。

著者はパリでフランスの料理人を対象とした日本料理のフェアなども成功させておられますし、海外での活躍をしておられます。

このような正統派の料理人がきっちりと日本料理を海外に伝えていただきたいですね。

本書は料理素人にとっても非常にわかりやすく理論的な内容の一冊です。

ラベル:グルメ本
posted by たろちゃん at 03:48| Comment(0) | TrackBack(0) | 『こ』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする