2016年02月09日

「トキワ荘実録 手塚治虫と漫画家たちの青春」丸山昭

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マンガの歴史を語る上で触れないわけにはいかないトキワ荘。

手塚治虫をはじめとして、寺田ヒロオ、石ノ森章太郎、藤子不二雄赤塚不二夫などが人気マンガを生み出し、夢を追いかけた砦でした。

トキワ荘について書かれた文献はいろいろとあります。

ドラマにもなりましたし、ドキュメンタリーで取り上げられたりもしています。

藤子不二雄の「まんが道」などは当時をじっくりと読みやすく描いた名作です。

この本もそんなトキワ荘時代を回想した一冊。

著者はトキワ荘全盛時代を知る元手塚番編集者です。

初対面の手塚治虫はとても人当たりのよい気さくな人物でした。

ところがどっこい。

締め切りから逃げる逃げる。(笑)

どこにいるのか居所がわからない。

著者以外にも手塚番の編集者たちはずいぶん泣かされたようです。

石ノ森章太郎や赤塚不二夫に少女マンガを描かせたのも著者。

各マンガ家にとって著者との出会いは大きかったようです。

この本を読みますと古きよき時代だったんだなという印象を受けます。

マンガがまだ今ほど日の目を見るような時代ではありませんでした。

しかし皆のマンガに懸ける思いはほとばしっていたんですね。

ラベル:漫画本
posted by たろちゃん at 07:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 『ま』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする