車で街中を徘徊して商売しているさおだけ屋。
しかしさおだけなんてそうそう売れるものではありません。
ですが商売が成り立っている。
何か理由があるはずです・・・・。
郊外の住宅地のど真ん中にある高級フランス料理店。
お客が出入りしている様子がまるでありません。
なのに潰れずもう4~5年前から営業しているというのです・・・・。
自然食品の店。
通路や階段にまでうず高く商品が積まれているのですが、客がほとんど見当たりません。
これは売り物というよりも在庫ではないのか・・・・。
てな具合に身近な疑問を取り上げ、面白やさしく会計について書かれたのがこの本です。
さおだけ屋の項目なら「利益の出し方」。
高級フランス料理の項目では「連結経営」。
自然食品の店は「在庫と資金繰り」。
書かれている店が実在するのかこの本のためのネタかどうかはわかりませんが、たしかにこのような店(商売)はありますね。
そのカラクリの紹介が読み物としても楽しい。
そしてわかりやすく会計の基礎を知ることができます。
私は会計について興味はありませんし勉強する必要もありませんが、これは面白く読むことができました。
ラベル:ノンフィクション