2016年06月12日

「【映】アムリタ」野崎まど

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大学の映画学科の華、画素はこび。

そんな彼女に呼び出された二見遭一。

自主制作映画の出演依頼です。

監督は天才といわれる1学年下の最原最早。

彼女が書いたコンテをもらい家に帰って読み始めると、2日ものあいだ取り憑かれたように読み続けてしまいます。

この魔力のようなものはいったいなんなのか。

二見は撮影に参加するのですが・・・・。

う~ん。

最原の天才ぶりっていうのがどうしても文章では伝わってこないんですよねぇ。

それは私の感性とか読解力のなさとかのせいかもしれませんけど。

まずコンテに時間どころか日も忘れて没頭するほどの力があるというのがわからない。

最原の撮った映画が実に巧妙に計算されているのはわかります。

『アムリタ』と『月の海』の関係にしても。

でも彼女の演技のすごさがわからない。

映像を文章で表現する難しさといいますか限界といいますか。

そして最原が『アムリタ』を撮った理由というのも、どうもなぁ。

二見の人格を変えるほどの力が映像にあるというのもいくらなんでも。

ですがそういう理屈をこねて読んではいけないんでしょうね、たぶん。

でもなんとなく・・・・まばゆい青春小説ではありました。

ラベル:小説
posted by たろちゃん at 03:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 『の』の著者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする